ぼくの本棚299

ソーシャル・ビジネス革命/ムハマド・ユヌス

04 4月

本書はバングラディッシュでグラミン銀行をつくり
ノーベル賞をとった後のユヌスの新たな挑戦の話だ。

世界の20%の人々は清潔な水が飲めない。
そのため年間200万人の子供が下痢、マラリア、コレラで亡くなる。
多くの科学者は2025年には世界の半分の人が水不足で苦しむと予測している。

アフリカや中国を始め、世界各地で水の問題が深刻化しているが、
さらに今後、水不足が激増し、最も解決が難しい問題の一つになることは明らかだ。

地震や津波もそうだが
テクノロジーがいかに進化しても解決しない問題は次々に起こる。

しかし、問題が発生した時、それに最もふさわしいテクノロジーを的確に選び
統合的な問題の解決ができれば、以前より良くなることもあるのも事実だ。

収入が低い人に安全な水を飲ますことができるか、という難問に
ムハマド・ユヌスはヴェオリアと組み「ヴェオリア・ウオーター」という
ソーシャル・ビジネスを立ち上げることで、この問題に挑戦した。

結果、2008年には126億ユーロの収益をあげた。

「テクノロジーだけでは、大規模な難問は解決できない。
ソーシャル・ビジネスの目的は、万人に対して経済を機能させることだ。
始める際に重要なのは、プロジェクトに乗り気な仲間を早めに何人か集めることだ」
とユヌスは言う。

あなたには、東日本大震災を見て、少しでも現地の経済を活性化する
ビジネスを想像することはできるだろうか。

できるだけ早く、自分の仲間を募ってできる
自分らしいソーシャル・ビジネスを創造することはできないだろうか。

編集長 尾中謙文

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