ぼくの本棚292

東京大学i. school編/東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた

29 6月

タイトルは旧型の大言壮語的ベンチャー製造工場を連想させるが、
本書を読むとすぐに間違いだったことに気づく。

いや、それどころかイノベーターをつくるために教育が精密に見直され、
実質的な学問の質が確実に向上し続けていることがわかる。

本書は4 つのパートに分かれる。
パート1では世界を変える人材をつくるプログラム

パート2では観察とケーススタディ、未来の兆しを集め統合し、
シナリオや事業計画書を書くワークショップ

パート3では場の力の利用の仕方、アイスブレイクの方法、
多様化と統合化にデッドラインを設けたシミュレーション

パート4ではイノベーションのプロセス構造化、
アイディアを生み出す原点の情動に迫っている。

日本の会社の多くがイノベーションを起こさなくなって久しいが、
東大で近未来にイノベーションが起きそうな予感をさせる一冊だ。

あなたはイノベーションと聞いて何を連想するだろうか。
イノベーターと聞いて誰を思い浮かべるだろうか。

編集長 尾中謙文

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