ぼくの本棚270 : ブルース・リプトン/「思考」のすごい力

13 1月

2か月ほど前になるが、田坂広志さんから招待を受け、
細胞生物学者のブルース・リプトンの話を聞く幸運を得た。そこでブルース・リプトンが話した内容はにわかには信じられないような不思議な話だった。

なんと細胞は学習し、記憶し、知性を持っているというのだ。

人間が遺伝子の奴隷になっている限り、遺伝子の宿命であるガンや病気から逃れることはできない。しかし、人間には心があり信念がある。意識や環境を信念の力で変えることによって、遺伝子の呪縛や通念を乗り越えることができるのだとリプトンはいう。

リプトンは細胞学者であるが、量子物理学をやったことで、物質は中身の詰まった実体(粒子)であると同時に、非物質的な力場(波)であることがわかり、身体はエネルギーの経路が複雑に列をなしたものだとわかったと本書で言っている。

「物質は粒子であり波である」は、ブッダが2500年前に言った「空」のことではないか。

大事なことは、遺伝子決定主義による運命論的メッセージを受け入れないことだと言う。そして人間を成長させてくれるのは愛しかないのだという。これは宗教者が言うのではなく、最先端の細胞学者が言っているのだ。

細胞の一つひとつに心があり、心に愛が宿ることで様々な免疫系が発動して、神や宇宙の一部としての発動を起こす。人間は愛を必要とする存在として生を受けている。そういう思考を持つことで、遺伝子の活動や自分の人生をコントロールできるのだと言う。

これは生物学なのか、量子物理学なのか、心理学なのか、宗教学なのか。おそらく、そのどれもがインテグラル(統合)されることで真実が発見されるのだろう。

あなたは自分の遺伝子をコントロールしているだろうか。
それとも過去からの遺伝子に支配されて見えない恐怖を味わっているだろうか。

編集長 尾中謙文

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