ぼくの本棚267:出現する未来/ピーター・センゲ、オットー・シャーマー他

07 1月

本書には「未来の場に繋がる」ためのわかりやすい方法が書いてある。

今、この瞬間に集中すること。

耳を澄ますこと。

知識を越えるものに心を開くこと。

執着を手放すこと。

生命の進化に奉仕すること。

変化のために受容すること。

そうすると何が起きるのか?

「場が変化し、出現しつつある未来が顕在化する」と著者はいう。

キリスト教では意識の変容のきっかけを「啓示」と呼ぶ。

道教では「精」と「気」によって「神」と繋がる。

仏教では心を観る「止観」によって自己と世界の境界が無くなる。

ヒンドゥー教では意識が繋がることを「全体性」という。

意識がこだわりや執着を捨て、

自分とは違うと拒絶していたものを認め、受け入れ、

他人や地球や宇宙と繋がり一体化することで、

今まで意識のあった「場」から

今までとは違う意識の「場」に未来は変化する。

心が受容できるようになった未来は、

受容できなかった時とは全く違う未来になっている。

来るべき自分の未来から今の自分を観てみる。

すると、心が成熟するために最も重要なことが

「執着を捨てること」と

「多様なものを受容する」ことだということがわかってくる。

多様性をもって科学やアートや宗教を観たり体験したりすると、

自分の生命や組織が、そして心が、大変革をはじめる。

自然や宇宙や大地が師となり様々なことを自分に教えはじめる。

さらに自分が求める師を再発見することができる。

本書には「U理論」という近い将来、

世界中でスタンダードになる貴重な考え方が詳細に述べられている

あなたは、いつかあらゆる執着を捨てることができるだろうか。

編集長 尾中謙文

 

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