ぼくの本棚266:自分さがしの瞑想/アーノルド・ミンデル

05 1月

2010年が明けた。

あなたは自分の生き方に満足しているだろうか。

今年の天・地・人の気の流れは、

5000年前に気学ができた時から決まっている。

天の気は庚(かのえ)、地の気は寅(とら)、人の気は八白土星(はっぱくどせい)になる。

「庚」という年は、臼(うす)の中の粟(あわ)や稗(ひえ)などかたい穀物を杵(きね)で叩く。柔らかくなって中身が出るまで叩き続ける年だ。秋まで中身は出て来ない。あきらめずに叩き続けなければならない。しかし中身が出て来ても、それを見極める目を鍛えなければ、せっかく中身(=真実や望み)が出て来ても殻やゴミと一緒に捨ててしまう可能性がある。しかし中身を活かすことができれば、劇的に変わるという年でもある。

「寅」という文字は、矢を両手で支える、方向性を定める、心を一つにして目的に真っすぐ進むことを意味する。また寅という文字には、一つの屋根の下で人が向かい合い話しあう意味もある。問題が起きた時、話しあって解決しなければ前に進むことができないという暗示だ。逃げずに真正面から話せばすべては解決する。

「八白土星」はこつこつ継続する。その結果、変革、改革することを意味する。

つまり天地人どの「気」も大きな変革に向けて動いている。

今まさに心の中で変化が起きようとしているのだ。

この大変動の時に是非読んで欲しい本が本書だ。

ミンデルは大学で物理学を学んだ後、スイスのユング研究所で心理分析家になり、プロセス指向心理学という分野で世界的に有名になったサイコセラピストだ。その原点は日本で学んだ禅にあると本人は言っている。

禅の瞑想プロセスのように自分の中の「もっと深い自分」に気づき、自分の中の良い部分と悪い部分に気づく。

目の前で起きているどんな出来事にも意味があることに気づく。

瞑想は誰にでもできる自分探しの方法だ。

静かに目を閉じて自分の内部感覚のイメージと交流してみる。

自分の中の闇を感じ、観察し、見てみる。

自分に正直になってみる。

自分を開放してみる。

すると衝動や直観が戻ってくる。

あなたはこの一年、自分に満足できる生き方ができるだろうか。

編集長 尾中謙文

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