Archive for 5月, 2009

ぼくの本棚257:ほめ言葉ハンドブック by 本間正人・祐川京子


22 5月

本間さんはNHKで「英語ビジネスワールド」をやっていたので、

英語の先生と思っている人も多いと思うが、実は日本コーチ協会の理事で

「やる気を高めてくれる」「受け止めてくれる」ことが最もうまいコーチングの先生だ。

つまり相手の心理に近いところまで寄って行き、共感し、相手をほめて励ますというプロだ。

本間さんにコーチングを受けると、大抵の人はリラックスして心を解放し、

気持ちが楽になり前向きになってしまう。

さらに「学習学」という日常を学習の場にすることを提唱されている。

覚えたことは使えば使うほど上達するというあれ、だ。

ほめ言葉をいくら知っていても使わなければうまくならない。

本書には、ほめる言葉が600もあり、どう使ったら良いかポイントがうまく整理されている。

相手を観察し理解し、そして使わなければほめ上手になれないことがよく分かる。

相手をほめるようになれば、人間関係が良くなり社会はもっと住みやすくなる。

行動ももっと前向きに変わる。人間の可能性がもっと伸びる。

僕も中学生の時に叔母に文章をほめられ、自信がついた記憶がある。

人間なんてそんなことで簡単に変わるし、やる気が出てもっと向上したいと思うようになる。

本書は読みながら繰り返し使い、是非、周囲の人をほめて欲しい。

あなたにほめられた人がほめることの重要性に気づいたら、

さらに広がり皆やる気が出て、プラスのエネルギーが充満する。

日本はもっと素敵な国に変わるに違いない。

あなたは最近、人をほめたことがあるだろうか。

編集長 尾中謙文

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編集局S

ぼくの本棚256:奇跡の脳 by ジル・ボルト・テイラー


07 5月

ハーバードの女性脳科学者ジルが37歳で脳卒中に襲われる。

普通の人ではない。脳について誰より詳しい世界的権威の脳科学者だ。

彼女の左脳は機能しなくなり、言語、身体ともダメージを受け、

回復の見込みすらないという悲劇的な状況になった。

しかしその後、本人の記憶を辿っていくと、その間とても不思議なことが起きていた。

「わたしは永遠の流れに漂うような幸福感が大好きでした。

好きにならない人なんているかしら?そこはとても美しいんだから。

魂は輝き壮大で平穏でした。至福の時に包まれた恍惚状態の中では、

回復することにどんな意味があるのか真剣に考えざるを得ませんでした」

彼女は脳卒中で言葉がしゃべれず動けない時、なんと幸せだったというのだ。

それだけではない。

その中では深い安らぎがあり、魂と宇宙の一体感さえあり、

感情が自制でき、世界観までが変化していた。

8年後、ジルは手術とリハビリによって奇跡的に回復する。

そして、左脳が動かなかった間、負の感情を持った人が治療をすると辛く感じ、

愛や喜びという感情こそが、人にいい影響を与えることもわかった。

また左脳が回復するにつれ、感情を自分でコントロールするより、

他人のせいにする方が自然に思われたのだという。

本書には、脳卒中の回復のためにどうやって病状を理解してもらいたかったか、

という脳科学者ならではの不思議で貴重な付録がついている。

あなたは感情の行方を他人のせいにしていないだろうか。

あなたは本当の自分についてどれくらい知っているだろうか。

編集長 尾中謙文

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編集局より

本日ご紹介した「奇跡の脳」の著者ジル・ボルト・テイラー氏の番組が

NHK総合で本日5月7日22時より放送されます。

編集局S