Archive for 1月, 2009

ぼくの本棚247:現代世界解析講座 by 寺島実郎


19 1月

イスラエルのガザへの攻撃はまだ止まない。

アラブ人とユダヤ人の2000年以上に及ぶ戦いはいつになったら終わるのか。

世界中が行方を見守る中ふと不安になった。

この国際情勢の真実を知っている日本人は何人いるのか。

ガザが攻撃されているという事実は報道されているが、

何故なのか、という真実について知りたい日本人が少ないのは何故か。

疑問力のない教育の危うさが、いま日本全体を覆っている。

国会にしても、討議すべき大事なことを抱えながら、枝葉末節の小事ばかりで、

質問力の無い野党を歯がゆく思う国民も多いにちがいない。

本書は世界情勢に精通する解説者のスター的存在、寺島氏が金美徳、明石康、浅野史郎、

中谷巌、江川紹子、堀田力などTVでお馴染みの顔触れと世界潮流と日本のあり方を語っている。

問題意識を高め、社会を変えたいと考える貴兄には良書だが、

考えるだけで実行しなければ、世の中が変わらないことは真実だ。

編集長 尾中謙文

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ぼくの本棚246:日本という方法 by 松岡正剛


09 1月

2009年が始まった。

己(つちのと)は字の通り、乱れた3本の横糸に2本の縦糸を通す、正しい道筋を示す年だ。

加えて丑(うし)年は、木に縛り付け、上に向かって成長を促す、

正しい教育に力を入れる年でもある。

つまり、今までの悪事はすべて白日にさらされ、

正論をプリンシプルを持って説く時期に来ていることは、

米国でオバマが大勝したことからも明らかだ。

本書は年始にあたり、日本の歴史や特色、神と仏が共存する多様性など、

知らなかったことを整理して、日本や日本人を再認識するのに格好の書だ。

内容が多岐に渡り、知らないことが多い貴兄にはちょっとヘビーかもしれないが、

足元を固めるチャレンジには良い節だろう。

夢を叶えるためには今の自分の位置を知り、

向かう方向性を決め、ぶれなくなったらパワーをかけることだ。

あなたの夢はもう定まっているだろうか。

編集長 尾中謙文

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