ぼくの本棚236:改革の哲学と戦略/構造改革のマネジメント by 加藤寛・竹中平蔵

26 8月

小泉改革を真の改革と呼ぶかは別にして、世の中が変わったことは確かだ。

「改革なくして未来はない」という言葉のリアリティも確かにある。

問題は、変化の兆しを受け入れ、国民が役人の不正や稚拙な改革に対し

毅然と立ち向かうパワーがあるかないかだ。

日本は自民党独裁が長く続いたため、それを補佐する官僚も必然的に錆付いた。

「自民党をぶっこわす」という響きが多くの国民に心地良かったのは、

様々な不正が公にさらされ、変化が起きる予感を感じたからだ。

本書では逆風の中、その中心となって不良債権処理を牽引した竹中平蔵と、

志を持ってポリシーウオッチを続ける加藤寛が

「なぜ小泉改革は成し遂げられたのか」詳細な戦いの現場と軌跡を語る。

官を動かし、政治を動かすには信念と実行力がなければできない。

あなたは改革を語る政治家の何を観察し、ウオッチしているだろうか。

編集長 尾中謙文

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