ぼくの本棚234:世界は今日もヘンだった。 by トムソン・ロイター・グループ

13 8月

北島がオリンピック平泳ぎ100Mで金を穫った。

涙が止まらない顔はアテネで金を穫った時より爽やかだった。

過剰華美なオープニングで幕を開けた北京オリンピックは、

国勢を謳う中世のオペラのような凄さを感じたが、

感動的でヒューマンなライブを期待する世界の多くの人は、

さすがに花火の合成映像には少し違和感を覚えた。

ましてや開会式で歌った天使の微笑・少女さえもクチパクで、偽装少女だったとは!

2001年夏、モスクワのIOC 総会で五輪招致プレゼンをした時の、

「オリンピックを中国でしたい」と願ったあの中国人たちの純粋さはどこにいってしまったのか。

カナダのトムソンが買収した英国ロイターは、2500人の記者を持つ

世界最大のメディアで、かつ秘密結社だ。

ロイターは事実だけを報道する。

それは時として世界が仰天するほどおかしなことが多い。

詩人バイロンは「事実は小説より奇なり」と言ったが、本書にある、あまりにも奇妙な出来事に、

虚構のはずの小説より事実に違和感を感じるのは僕だけだろうか。

編集長 尾中謙文

にほんブログ村 本ブログへ

編集局S

Leave a Reply