ぼくの本棚223:私塾のすすめ by 斉藤孝/梅田望夫

02 6月

本書の「私のロールモデル」というコーナーが面白い。

梅田望夫は今北純一、エスター・ダイソン、村上春樹で、

斉藤孝はナポレオン、加納治五郎、ゲーテとある。

これだけ違う二人に共通点があると、お互いが多様性を尊重する。

徳育が必要な今だからこそ、それぞれに主張するリアルな欠乏感に緊張感がある。

時代の寵児でありながら、巷に理解されない知識人が「いかに生くべきか」を語る。

また本やブログを幕末維新期の私塾になぞらえ、学びとは何か、志とは何かを問い続ける。

ふたりの「座右の書」が興味深い。「森有正エッセー集成、近代絵画、金子将棋教室」by梅田。

「いしぶみ、ある明治人の記録、ツアラトウストラ、知覚の現象学」by斉藤。

あなたの「座右の書」は何だろうか。

編集長 尾中謙文

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