ぼくの本棚214:ピタゴラスの定理 by E・マオール

02 5月

ピタゴラスの定理をご存じだろうか。直角三角形の3辺の長さの関係を表す、あの等式である。

ピタゴラスは紀元前5世紀頃ギリシャ時代の数学者だが、実際には彼が発見したわけではない。

古代エジプトや古代バビロニアなどでは、すでにこの定理は知られていたが、

なぜピタゴラスの名が冠せられたのかは不明だ。

1993年、ワイルズが解いた「フェルマーの最終定理」も、

実は4000年前に古代バビロニア人がすでに同じ型の方程式を調べていた。

本書ではモーツァルトのリズムがピタゴラスの恒等式で表現されることや、

世界中の難解な証明問題、果ては相対性理論まで知られざる逸話が多く、

休日に頭を鍛えたい数学好きの貴兄には楽しい一冊だ。

編集長 尾中謙文

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