ぼくの本棚213:アラブの大富豪 by 前田高行

25 4月

世界最高級のホテルが立ち並ぶドバイは、

今や世界中から猫も杓子もここを目指すくらいブームになった。

ほんの10年前、僕がドバイ国際空港新設のプレゼンで王子に呼ばれた時は

本当に何もなかったのが不思議な位だ。いや、まだまだこの一年はすごいことになる。

世界初の海中ホテル・ハイドロポリスや世界一高いビル・ブルジュドバイができるからだ。

しかもここは、UAE(アラブ首長国連邦)のほんの一部、埼玉県くらいの広さでしかない。

なぜ今オイルマネーがすごい勢いで流れているのか。原因は2001年911のテロにある。

アラブの投資家の多くは米国でのんびり運用していたが、

テロによる米国民の反イスラム、反アラブの感情が、

米国から膨大なオイルマネーを一気に引き上げるきっかけをつくってしまった。

現在の悲しいまでのドル急落がオイルマネーの移動量の激しさを物語っている。

「湾岸産油国には所得税がない。しかも医療費や教育費も無料である。

ガソリンも日本の5分の1以下、ミネラルウオーターよりも安い」平均所得は当然日本より高い。

こんな国がいま世界中に学生を留学させ、教育に一番力を入れている。

低収入、高税率で疲弊する日本の未来をあなたは誰に託すだろうか。

編集長 尾中謙文

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