ぼくの本棚201:その数字が戦略を決める by イアン・エアーズ

14 3月

今日の株価は?昨日のドラマの視聴率は?降水確立は?

統計学や多変量解析は、今や当り前のように日々の生活に溶け込んでいる。

本書では、一見異なる二つの集合の相関関係を、

テラバイト(兆単位)という膨大な単位でマイニング(計算し解析)することを「絶対計算」と呼んでいる。

例えば購買履歴と離婚率の予測。降雨量とワインビンテージの値段の予測。

遺伝子と寿命の予測。人が来年の夏に何をするかという予測。

ネットが生活の中に入り、検索可能な公開情報はほとんど手に入るようになった。

あとはテラマイニングだけで未来が予測できてしまう。

グーグルの持つ膨大な情報量を世界中の政治家が怖れる理由はここにある。

コンピュータ予測万能の時代に、人の不安定な直感など活かされるのだろうか。

予測可能な未来をあなたはどこまでコンピューターに委ねるだろうか。

このあまりにも便利な確率に頼る生活は永遠に続くのだろうか。

「絶対計算」で戦争はすでに予測可能なのだろうか。

編集長 尾中謙文

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