ぼくの本棚199:地頭(じあたま)力を鍛える by 細谷功

10 3月

「フェルミ推定」という言葉をご存じだろうか。

日本にラーメン屋さんは何軒あるか。

日本で一日何人の人がラーメンを食べているか。

日本の一日のラーメンの売上はいくらか。

このような一見掴みどころの無い物理量を短時間で概算することをフェルミ推定という。

フェルミ推定を使うと物事が単純化され圧倒的に効率良く説明できる。

細谷氏は本書で人間の知的能力には知識、記憶、感性の三つに地頭(じあたま)が加わると言っている。

地頭とは考える力のことで仮説、フレームワーク、抽象化といった思考力と、

論理、直観、好奇心といった本来、人に備わっている力からなる。

ネットによって情報化時代になり、誰もが多くの知識や情報を扱えるようになった反面、

考える力が衰えてしまった。あなたの地頭はいかがだろうか。

ちなみに「最近の若者は」という言い方は「他者の過度の一般化」

つまりただの偏見であって、フェルミ推定とは全く違う。

編集長 尾中謙文

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