ぼくの本棚198:テクノロジストの条件 by P・F・ドラッカー

07 3月

多くの経営者は、自分が持っている不完全なアイデアと、

これまで得た知識や智慧や経験知を、どうしたら会社に活かせるのか悩んでいる。

ものづくりが得意なはずの日本で、近年テクノロジーのイノベーションが無い。

ドラッカーはイノベーションには「目的意識をともなう知識、創意、集中力」が必要だと言っている。

では日本に欠けているものは何か。

勤勉、忍耐を常とし、品質と生産性において世界をリードしてきた日本が、

いまやイノベーションレースから激しく脱落しようとしている。

顧客至上主義を貫けば、その先にまだ成長や発展があるのか。

ドラッカーは知識労働の生産性を向上するためには自ら継続して学び、

人に教えることが大切なのだという。やはり問題は人なのか。

そういえば最近の労働者はどことなく学ぶ意欲や遊ぶ元気がない。

精神的、人間的な成長を支えるメンターも少ない。逆に定年を迎えた人は向学心旺盛だ。

ものづくりが文明をつくるとドラッカーは言うが日本の未来は、はたしてどうだろうか。

編集長 尾中謙文

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