ぼくの本棚194:孔子/人間、どこまで大きくなれるか by 渋沢栄一

26 2月

今、中国では論語が流行っている。

CCTV(中国版NHK)で論語の読み方の番組を持っている于丹(ウータン)さんが書いた本は、

去年1000万部を売る大ベストセラーになった。孔子は紀元前552年に生まれた。

2500年以上も前の人生訓が今、何故こうも売れるのか。

これは昨今の薬物混入問題とも大きく関係している。

今まさに中国や日本の社会で、人と人を繋ぐ信頼や信用が試されてされている。

孔子が生きた当時、魯の国は秩序が乱れていた。

やがて孔子をもってしても亡命生活を余儀なくされる。

魯を離れた14年に渡る流浪生活の中で、

孔子は道徳に基づいた秩序や理想が最も大切だと気づき、多くの指導者にこれを説いた。

ようやく魯国に帰った時、孔子はすでに70歳になろうとしていた。

論語は一言一句が日常生活の考え方や行動を基本にしており、

哲学書にしては珍しくすぐに役に立つ実用書だ。

本書は渋沢栄一の解説が入り、孔子の考えの裏側まで読むことができる。

あなたにとって世の中の道理とは、物事の物差しとは何だろうか。

編集長 尾中謙文

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