ぼくの本棚191:世界一愚かなお金持ち、日本人 by マダム・ホー

15 2月

マダム・ホーは高校の時渡米し、コーラ一本も買えない貧乏生活から、

20代で一億の不動産を持ち、その後100の不動産を有する投資家になった。

本書は米国における不動産サクセスストーリーの一つだが、お金の哲学書でもある。

ここにはマダム・ホーの経験でなければ得られない、生きた智慧がある。

ホーは「信用こそがお金のなる木」だという。

家柄、学歴、人種、外見など関係なく、どのように人と接して生きてきたか、

信用をどれだけ積み重ねられたかが「真の豊かさ」だという。

日本人でありながら、華僑のお金持ちの生き方を学び、

お金で買えるものと買えないものの違いがわかるホーだからこそ、

この言葉にはただならぬ重みを感じる。

目の前にある困難に「自分にはできる、乗り越えられる」と信じることが出来る人だけが、

天から祝福を受け、幸せが倍になるとホーは言う。

「命の次に大切なものはお金」とひたすらお金儲けだけに奔走する日本人の姿は、

いつまでも真に大切なものに気づかない、愚か者に見えるのだろうか。

編集長 尾中謙文

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