ぼくの本棚183:非線形科学 by 蔵本由紀

21 1月

インターネットが急激に拡大した裏側に、リスペクト(尊敬)したものをシェア(共有)する、

人間の本質的な行動要素が含まれていることは周知の事実だ。

複雑で多様な社会になればなるほど、ネットの世界では、

少数のステップで見ず知らずの人と繋がるスモールワールドネットワークが生まれる。

例えば知人関係が100人あるとすると、2段階で繋がる人は100の二乗で1万人、

3段階で100万人、4段階で1億人、5段階で人口のすべてをカバーしてしまう。

現実世界では不可能だった世界中と「繋がる」ことをネットは簡単に可能にしてしまう。

さらにリンクを繋ぎ変えるだけで新たなネットワークが生まれる。

しかしネットワークの成長は新たな情報格差を生んでしまう。

多くの発着便を持つハブ空港などはこうしたネットワーク理論を応用しているが、

現実というカオスで起きる課題には対応しきれていない。

こうした一見手の着けようが無い、複雑な自然現象にも能動因を解明する方法がある。

非線形科学とは何か?

本書では具体例をあげながら説明しているが、全てを理解するには骨が折れるに違いない。

編集長 尾中謙文

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