ぼくの本棚 154:イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 by ジョン・J・ミアシャイマー

09 10月

日本が常にかやの外に置かれる「外交政治」は本来は荒っぽいもので、

自国への利益誘導や外交的取引のためには公然とスパイ活動をしているのが普通だ。

むしろ、していない国など無いといってもいい。日本を除いては。

ロビイストも米国の世論形成をコントロールするには必要不可欠といえる。

アジアにおける日本軍の慰安婦問題などもアジア各国のロビイストが動き、

米国社会で確実に日本にダメージを与えている。

本書のタイトルのイスラエル・ロビーはイスラエルの利益を考えて動く個人や組織集団だ。

彼らは確実に米国の世論や政策に影響力をもたらす。

パレスチナ、シリア、イランなど常に紛争をかかえるイスラエルにとってロビー活動は

米国外交政策上、最も重要で米国から相当量の利益を引き出すことが最大のミッションだ。

ちなみにイスラエル・ロビーは秘密結社や陰謀集団とは無関係で、

公然と活動し、その影響力を自ら誇っている。

編集長 尾中謙文

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