ぼくの本棚138:プリンシプルのない日本 by 白州次郎

17 8月

最近の国会議員の言動や生き様を観ると、

本当に日本を良くしたいために議員になったのか疑わしい人が増えた。

本来品格の模範となるはずの議員が犯罪に手を染めたり、

タレント化しバラエティ化し品格のない言動行動をしていることなどもそうだ。

白州次郎は以前にも紹介したが、僕が敬愛して止まない人物の一人だ。

それは白州の「育ちのいい野蛮人」といわれる人柄である。

ケンブリッジで学んだ礼儀正しい紳士だが、

卑劣な態度を取る相手にはどんなに地位が高い相手にも猛然と立ち向かう勇気を持っていた。

天皇の名代で届けものを持って来た白州に、

マッカサーが天皇を蔑ろにした態度を取ると、届け物を持ち帰ろうとした話は有名だ。

「プリンシプル」とは何か。白州の言葉を要約すると、

すべての言動行動には首尾一貫した納得のいく正当な理由がないといけないということだろうか。

真実や原理原則が甚だ希少になった今、本書を読み返す度にほっとするのは僕だけだろうか。

編集長 尾中謙文

にほんブログ村 本ブログへ

編集局

Leave a Reply