ぼくの本棚 110:本間宗久相場三昧伝 相場道の極意 by 本間宗久

27 6月

本間宗久は江戸時代、米取引で連戦連勝し「相場の神様」といわれた勝負師である。

本書は八十九章からなる宗久の秘伝書で、

経験値と勝負勘の示唆は、相場に馴染みが無い人でも興味深い。

「相場が段々熱狂してくると、自分もこの人気に乗じて、今買わなきゃと思うようになるが、

こういう時は急拠、心を転じ、売りに回ることが必要。

人気に逆らうわけだから、火の中に飛び込む思いだが、これが成功につながる。

皆が皆、西に行けば、自分は東に行く。つまり、人気の逆に行くことが利運への道だ」

真逆を信じて進む勇気と、情報に裏付けられた戦略こそが、

いつの世でも出来そうで出来ない極意なのかもしれない。

編集長 尾中謙文

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