ぼくの本棚 73:「パリ」の仕組み ファッションで頂点を保つ理由がここにある by 河村由仁夜

27 4月

パリコレでは良いデザイナーが育つ。それはファッション関係者だけでなく、

パリに住むフランス人の鋭く厳しい目によって叩かれ、昼夜洗練し続けるからだ。

パリのファッションを求める人達は、何世紀にも渡りデザイナーに、

教養、センス、服装史、服の構造に深い造詣を要求し、先端を極めてきた。

ごちゃごちゃしたディテールにごまかされない目と、常に時代をリードする新しい才能を求めるのだ。

欧米では豊富な知識を持つ評論家を、デザイナーが驚かすのは容易ではない。

尚且つデザイナーは文化の維持に貢献し、活性化できる人物でなければならない。

「東コレを特集記事として取り上げる欧米のファッション誌はほとんどない」

日本がこのままパリの真似をし続けるのは容易なことではない。

デザイナーの使命とは何なのだろうか。

編集長 尾中謙文

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