ぼくの本棚 49:神の交渉術 by スティーブ・ジョブズ

26 3月

本書は、はったりと強気でアップルを世界NO.1ブランドに押し上げた、ジョブスの笑えて、自己啓発になる交渉術(?)だ。周囲と合わせ、予定調和を狙う日本文化と違い、相手の欠点を探し、威嚇し攻撃し、勝つための強いカードを持ち続けることこそが交渉、と考えている相手とは、普通に闘っては勝てないことがよくわかる。「棍棒を突きつければ敵も協力者になりたがる」交渉術は、下手な自己啓発開発向上セミナーよりわかりやすく、ゲーム理論を地でいっている。これを100回読んだ方が、確かに血湧き肉踊るナイスファイトなゲームになる。「あきらめないこと」で恥も外聞も捨て、意地汚いまでに潔悪い、あきらめの悪さに徹すること。この神をバイブルにすると「正しい答え」より「目立つ答え」を言う人になれるし、「正義は最悪の武器」なので、悪いことは見えなければ、わからないと言える人にもなれる。さて、あなたならどんな神を味方につけるだろうか?

編集長 尾中昭文

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